素敵に暮らす 住まいの作り方

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

デザインに見えて、よかった!

前回のブログに載せた下の写真に
「和室の窓際の縦のルーバーはデザインのためでしょうか。」
という質問をいただきました。


_DSC0034.jpg


実は当初、このバルコニーには壁出しの水栓をつける予定でした。
ところが配管を施工した直後に、Aさんから
「今まで使っていた外用のシンクを、またバルコニーにつけたいのですが・・・。」
というお申し出があり、悩んだ結果です。


DSCF1135 - コピー


シンクをまともにつけると和室から丸見えになってしまうし
さりとて、雑巾などを洗ってすぐ干したい、というAさんのご要望もごもっとも。

ということで苦肉の策でありました。
     ・・・うまく隠せたでしょうか。

DSCF1138 - コピー


ちなみにこのシンクの向かいに、外部用の収納を作りました。
Aさんは、庭やバルコニーで使うものを入れるのに
とても重宝しています、とおっしゃっていました。


DSCF1144 - コピー DSCF1141 - コピー
 


ところで、「うわ~、どうしよう!」ということは
実は現場ではよくあることなのです。

こんなふうになんとかうまく解決できるのも
現場の監督さんや大工さん達と知恵を出し合っての結果です。


_DSC0096 - コピー


A邸は五洋建設工業さんに施工していただきました。
本当にいろいろ助けていただいて
大変お世話になり、ありがとうございました!(^^)!。



| 住まい作り | 06:00 | TOP↑

≫ EDIT

A邸が竣工しました 

A邸がほぼ完成しました。

DSCF1147 - コピー
 


残した南側の塀もきれいに洗い、緑色だったフェンスは黒く塗装し直しました。
_DSC0095.jpg



エントランスの打ち放しコンクリートも段々乾いてきました。
これから植栽を植えます。

_DSC0102.jpg



南面する、リビングダイニング、奥の和室です。
キッチンから、庭を眺められるような配置にしました。

_DSC0046.jpg



和室奥に寝室があります。

_DSC0031.jpg
 


ダイニング奥のキッチン。背面に家電カウンター兼食器棚。
Aさんが手を伸ばさなければならない吊戸をやめて、シェルフを2段つけました。

_DSC0054.jpg

手前はダイニング側のカウンター収納。
大小の引き出しと、開き収納の中に棚板が2段。
ダイニング周りにはこれぐらいの収納があると暮らしやすくなります。




キッチンの左手の引き戸の奥に、洗面所があります。
アイカのカウンターと一体型の洗面ボールはアトリエサラの定番です。

DSCF1062 - コピー

Aさんの希望で今回はカウンターのライニングを50㎜立ち上げ、
その上からモザイクタイルを貼りました。
確かにタイルをカウンターから直接貼るよりも隅の汚れはなくなります。
が、デザイン的にはライニングなしとしたかったところ・・・。

見た目と使い勝手はいつも悩むところです。

三面鏡はサンワカンパニーの既製品を使っています。
照明付きで収納もたっぷり、コストパフォーマンスは抜群です。



庭に面してウッドデッキを設けました。
縁側の代わりです。

_DSC0058 - コピー




室内の仕上げ材は、床はなら無垢フローリング、壁は珪藻土を使いました。
リビングの傾斜天井はヒバを張っています。

_DSC0034.jpg

断熱材はウレタン吹き、外壁と屋根部分に遮熱シートを施工し、
南側と西側のペアガラスは遮熱ガラスを使いました。

この暑さでも室内はからっとしていて、
リビングのエアコンを緩くかけるだけで家全体がひんやりしています。
エアコンの効きは予想以上でした。

冬も快適になると思います。

いよいよ来週はAさんがお引越しです♪


| 住まい作り | 08:00 | TOP↑

≫ EDIT

もうすぐ竣工 A邸 

A邸が竣工間近です。

_DSC0038.jpg


先週から外構がはじまり、中は建具屋さんが入りました。

_DSC0042 - コピー


A邸は窓ガラスの内側にカーテンではなく内雨戸をつけました。

_DSC0043 - コピー
 

日中は壁の中に隠れています。

_DSC0048 - コピー
 

Aさんはもうすぐ80歳。   
2年前にご主人を亡くされましたが、いつもはつらつとしていて大変お元気です。
自転車にも乗っています。 

_DSC0040 - コピー

離れて住む息子さんから私のところへ
「母のために、長生きできる快適な住まいを作ってください。」
という依頼が来たのは昨年の春のことでした。

「新築が良いのかリフォームが良いのか」
判断の基準は様々ですが、高齢の方のお住まいの場合は、
工期やコストを考えると、リフォームにすることが圧倒的に多いのが実情です。

でもAさんも息子さんも最初から新築で、という考えをお持ちでした。
「老いて行く時間こそ、明るく快適な住まいで過ごそう。1年でも、2年でも。」
そんな思いを強く持っていらっしゃいました。

でも、100歳までなら20年は住めます。
快適な生活は人を元気で長生きさせてくれるはず、そう信じて設計しました。

仕上げ材は全て自然素材を使いました。
珪藻土の調湿効果は抜群によさそうです。
ウレタンを吹いて遮熱シートを張り、
高断熱にしたので冬は床暖房だけで快適に過ごせるのではないかと思います。

_DSC0026 - コピー



| 住まい作り | 19:45 | TOP↑

≫ EDIT

吹き抜けの効果

先月竣工したK邸です。
リビングに5畳ほどの吹き抜けを作り、階段を配置しました。

_DSC0148 - コピー (2)


吹き抜けのメリットはいろいろありますが、
高い位置に開口を設けることで光が奥まで届くので、
日中の室内を、ある程度均質な明るさに保つことができます。

1階と2階にできる温度差も吹き抜けによって解消できます。
夏は2階の冷房をつけて冷気を1階に落とし、
冬は1階の暖房をつけて(床暖房や蓄熱暖房がおすすめです)
暖気を2階に上げます。

天井近くに必ずファン(天井扇)をつけ、
夏は上向きに冬は下向きに回転させるのがコツです。

_DSC0155 - コピー


ただし、この場合は家全体を高断熱仕様にして
熱を外部に逃がさないことが条件です。
窓を高遮熱、断熱効果のあるLow-Eペアガラスにして
壁か天井を珪藻土などの調湿作用のある材質にすることで
更に断熱効果を高め、冷暖房器具の使用を抑えることも可能です。

_DSC0151.jpg


吹き抜けは室内に開放感も生み出します。
さほど広くない間取りでも広く感じることができ、
目線の先に空が見えたりして気持ちがいいものです。


片山邸DKカラー - コピー


上は、今計画中のKA邸です。
同じようにリビングを2層分の吹き抜けにしています。
来年1月頃完成の予定です。


| 住まい作り | 00:00 | TOP↑

≫ EDIT

鏡の効果

あまり広く取れない空間の場合、
鏡を使って実際より広く感じさせる、という設計をよくします。


_MG_1267as - コピー


上は昨年リフォームしたマンションの玄関です。
入ってすぐ目に入る左側の壁に大きな鏡を貼りました。


DSCN0181as - コピー


こちらは同じ場所を反対側から見た写真。
広く見せる設計のコツは、鏡を床から天井まで大きく使うことです。

映り込むものが鏡の中に連続して見えるので、空間を倍に感じさせます。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

先日の住まいづくりナビセンターで開催されたセミナーの様子を
ナビセンターのブログで紹介して頂きました。

今回は図面と写真を使って収納と動線の話をしました。

たくさんの方の前で話すのは緊張しますが、
事前に資料をまとめたりすることで自分自身の勉強にもなります。

何より熱心に聞いてくださる方がいるのは励みになります。
雨の中をいらしてくださったみなさん、ありがとうございました。


| 住まい作り | 08:00 | TOP↑

≫ EDIT

I邸が竣工しました  その2

・・・・前回の続き、I邸の2階部分の紹介です。

☆DSC00277 - コピー 


下は階段を上がって右手突きあたりの和室。

☆☆DSC00279

寝室として布団を敷きますが、ベッド代わりなるように畳の床を一段上げました。
奥に見えるのはご主人の書斎です。


☆DSC0057

ご主人の趣味は飛行機模型の製作。
大型の模型を設置するために、天井近くにバーを渡す予定です。
バーを取り付けるために、壁に長押のような板材を付けています。

DSC00296 - コピー 

和室の反対側奥は洗面室になっています。


☆DSC0067 

寝室に隣り合った洗面所は動線がとてもよく快適です。
I邸では、ここにクロゼットと洗濯機があります。
バルコニー際を一面窓にして、室内でも洗濯物を干せるようにしました。


☆DSC00326 - コピー

窓の方から見た写真です。
右手のドアは脱衣室と浴室に続いています。


☆DSC0069

浴室はハーフユニットで、壁と天井はヒバを貼りました。
とても良い香りがしています。
「湯船につかりながら星が見たい!」というご主人のためにトップライトもついています。

☆☆DSC0010 (2)

先日奥様から、
「動線が短くて、生活がとても楽です!
水越さんが言っていた意味がよくわかりました。」
というお電話をいただき、嬉しかったです。

良かった~(*^_^*)

| 住まい作り | 08:00 | TOP↑

≫ EDIT

I邸が竣工しました  その1

I邸が竣工しました。
植栽工事が残っていますが、建て物は検査も終わり無事引き渡しました。 

☆☆DSC0026

I邸は三方がぐるりと道路に囲まれているので、
プライバシーをどのようにとるかが課題でした。

最終的にはプランをL型にして囲まれた庭を作り、
そこに建て物の延長として木のルーバーの壁を作りました。

☆DSC0041
 


リビングの窓の向こうにルーバーの壁が見えます。

☆☆DSC00249 (2)



リビングの奥は奥様の趣味の部屋です。
畳の場所で書を書いたり、
庭に面した机でパソコンをしたり、彫刻をする場所です。

☆☆DSC00237



家具は結局こんなふうになりました。
シンプルに、丸テーブルに椅子と、カウチソファです。

☆☆DSC00374



洗面所は筆を洗ったりもするので、トイレの手前に独立して設置しています。
カウンターの廻りに墨が撥ねてもいいようにモザイクタイルを貼りました。

☆☆DSC00379



階段の手すりも墨色に。

☆☆DSC00267


・・・2階は次回に続きます。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ところで、この日は撮影を始めたとたん、
あろうことか三脚を倒して、広角レンズを壊してしまいました。

急きょ奥様のデジカメを借りてこの一連の写真を写しました。
広い範囲を1枚に収めるのは難しかったのですが、手ぶれ補正もあって三脚も不要。

デジカメはとても撮りやすかったです。
(いつもの写真よりいい感じ・・・という気もします(ー_ー)。)


         

| 住まい作り | 08:00 | TOP↑

≫ EDIT

もうすぐ竣工 I邸 ②

_DSC0009 - コピー

先週からI邸では壁の左官工事に入っています。
コテの感じを決めるために、実際に塗ってもらいながら
左官屋さんと打ち合わせをしました。

_DSC0032 - コピー

木ごての引き具合で、微妙な違いが生まれます。
多分いい感じになるはず ^^;

_DSC0008 - コピー

スチールの階段にも色が付きました。

_DSC0013 - コピー

洗面所のリネン庫の扉も入り、

_DSC0039.jpg

外部の足場も取れました。
三方向を道路に囲まれているI邸はプライバシーの守り方を試行錯誤しました。
この家も中庭を作りました。

今月の末には竣工、現場は追いこみです。


| 住まい作り | 08:00 | TOP↑

≫ EDIT

マンションの断熱リフォーム

 去年の夏にマンションのリフォーム工事をしたYさんから、
 こんなメールをいただきました。

  水越さん、こんにちは。
  寒い日が続いていますが、リフォームをしていただいた部屋は、
  去年と比べかなり暖かく、思い切ってお願いしてよかったと実感しています。

  前はいったん暖房を切ると急速に部屋が冷えてしまっていましたが、
  今は一度暖房するとその暖かさがずっと残っています。

  また壁や床が自然素材であることがこれほど気持ちがよいとは思いませんでした。
  台所もとても使い勝手がよくなりました。本当にありがとうございました。


築年数を経たマンションでは、間取りの変更の他に
寒さ、暑さ、結露の改善といった相談を受けることがよくあります。
ほとんどの場合、サッシがシングルガラスで、外壁の断熱材が
厚く吹かれておらず、ところどころに熱橋ができていることが原因と思われます。

この問題は特に角部屋や、最上階にお住まいの方の場合にわりと深刻です。
壁面が外気に接する面積が広いために、コンクリートが冷えたり、
熱くなったする影響を1年中大きく受けてしまいます。
角部屋では窓も多くなるので、そこからの冷気や熱の侵入も大きいのです。

だから古いマンションでも、暖かいと感じることができるのは
上下、左右に住戸が接しているタイプのお部屋です。
それでも、北側の部屋に結露が発生することはよくあります。

熱橋とは建築用語で「ヒートブリッジ」とも呼ばれ、
建築の躯体の中で外部の熱を伝えやすくしてしまうので、冬はそこから熱が逃げてしまい、
室内の温度がその部分だけ低くなるために結露が発生しやすくなるのです。
こういうところは逆に夏には外部の熱が入りやすく室内を熱くします。
これを改善するのはやはり断熱補強が何と言っても効果的です。

aDSCN1380 - コピーのコピー - コピー


上はY邸のリフォーム前の写真です。
キッチンとLDを仕切っている壁を取りはらい、オープンで使えるように計画しました。

コピー2012_0803_100854-②2012_0803_100854-IMGP4213    

解体してみると断熱材の厚みが十分に吹かれておらず、
ところどころに熱橋となっている個所がありました。

A2012_0803_120259-IMGP4218 - コピー (2)   
A2012_0803_120259-IMGP4218 - コピー
  
Yさんのお宅は上が屋上でした。
おそらく屋根の上に断熱材を施工している外断熱工法だと思われ
屋上スラブ(床)下のYさんの部屋側には断熱材が吹かれていませんでした。
こういう場合、床と壁で断熱材が外側と内側とに分かれるので、
重なりが不十分な箇所に熱橋ができやすくなります。

A2012_0803_100841-IMGP4212 - コピー
A2012_0808_132524-IMGP4315 - コピー

断熱材で部屋をくるむのが何と言っても確かです。
外断熱があまり効いていないことも想定して、
屋根のスラブ下にも十分に断熱材を吹き、部屋を包みました。

A2012_0808_133706-IMGP4319 - コピー

断熱材の工事は結果的には見えなくなってしまうので、
施工をしてくれる工務店さんと考え方を十分に話し合って、
完璧に作業をしてもらう必要があります。

お願いした(有)孝建装さんは、丁寧に施工してくださっただけでなく
断熱材の厚みを増しても、できるだけ部屋の広さを縮めない工夫をしたり
いろいろとアイデアを出してくださいました。

DSCN1587 - コピーのコピー - コピー

Y邸の床はもともと床暖房があったので、合板フローリングから
床暖房用の無垢のフローリングに貼り替えました。
無垢材は空気層を含むので、保温効果も上がります。

壁は調湿効果がある珪藻土に。
やはり熱を逃がさない効果は抜群ですし、空気もきれいです。

断熱リフォームは、もちろんサッシをペアガラスに替えたり、
内側にもう一枚窓をつけて2重窓にするといった
窓のリフォームも一緒に行う必要があります。

Y邸でも、実は南側の掃き出し窓には既に真空のLowEガラスが入れ替えてありました。
夏はそれなりに効果はあったそうですが、
冬の寒さはさほど改善できなかったということでしたので、
間取り変更時をチャンスとして、このような断熱リフォームに踏み切りました。

今回は西側の出窓2つも2重窓にしました。
結局は窓も壁もセットで断熱効果を高めなければ万全ではなく、
共にやれば相乗効果が期待できる、ということになります。

最近では窓周りのガラス製品が豊富です。
薄いペアガラスも出ているので、古い窓にも対応できるようになってきました。
マンションだけでなく戸建の住宅にももちろん有効です。



| 住まい作り | 12:44 | TOP↑

≫ EDIT

もうすぐ竣工  I邸 ①

I邸が、もうすぐ竣工です。

_DSC0011 - コピー
 

下は設計段階のパース。ほぼイメージ通りにできつつあり、
今、家具やカーテン、外構の最終打ち合わせ中です。I邸LDK-1 - コピー

I邸はご夫婦おふたりの住まいです。
リビング奥(パース左手)に和室を設け、LDはコンパクトに設計しました。

和室でも寛げるので、家具はパースのように低めの大きなテーブルに
ダイニングソファとチェアをセットする予定でしたが、
テレビに向いたカウチソファがあった方がこれからの
生活スタイルに合っているのでは、ということになり
急きょ、お二人とショールームに行き、家具を選び直し配置を変更しました。

ダイニングテーブルの位置はペンダント照明と
合わせなければならないので重要です。

でもこの段階でかろうじて現場の変更が間に合いました。
(電気屋さん、配線と下地補強のやり直し、ごめんなさい。)

変更になった家具は、丸テーブルとチェア、
それにカウチソファの組み合わせです。乞うご期待!


井藤邸LDK-2 - コピー (2)


| 住まい作り | 08:00 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT