以前、
記事にしたマンションのリフォーム工事が進んでいます。

部屋の真ん中に通っている梁を隠すために
キッチン部分の天井が梁の高さで張られてきました。
レンジフードのダクトも天井から降りてきています。
キッチン後ろの収納部分の引き戸の枠も取りつけられました。
古いマンションでは、梁下の寸法が低い物件も多いのですが
こちらのお宅もご覧のように大きな梁が住戸内に通っています。
梁下の寸法が179センチのところが3か所ありました。
梁についている仕上げを取り、梁底を上げようと思いましたが、
ボードもぎりぎりに張ってあったほどで、これ以上は上がりません。
そこで、この際、床を何とか下げられないかと考えました。
幸いなことに(?)床の下地である根太組が、へたってギシギシしていたので、
床組もやり直してフローリングを貼ることにしていました。
(床は配管を通すために2重になっています。)
現場で、監督さん、大工さん、設備屋さん達と検討した結果、
配管の勾配をとっても3センチは下げられることに!ラッキー~でした♪
実はこちらのマンションを購入して
リフォームを依頼していただいたMさんですが、
何と!ご主人の身長は181センチだったのでした。
下は床の配管工事中の時の写真です。


工事が始まって1カ月半。
いろいろ問題の部分はありましたが、なんとか
現場の皆さんと知恵を出し合って乗り切っています。
私はこんなふうに、現場のチームワークで解決していく仕事が好きです。
だから新築もいいけど、リフォームも好きなんですよね(*^_^*)
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今日の日経新聞の夕刊の生活面のコラム
「なるほど住まい術」に椅子の話を書きました。
この記事は以前このブログで書いた2つの記事がベースになっています。
字数制限があってコラムには書き切れなかったことや、
写真も載っていますので、ブログの記事も是非ご覧ください。
・一生付き合う友人としての椅子・椅子は高齢者の味方