素敵に暮らす 住まいの作り方

2011年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年03月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

もうすぐひな祭り

娘のお雛様2

もうすぐひな祭りですが、
お節句の人形は収納場所に困るもののナンバーワン。

住宅の設計の収納計画の際には扇風機やヒ―ターと同様に、
必ず確認する「大きな季節もの」の一つです。

ところで、私の話ですが、
娘が生まれた時に「お雛様を買って贈りたい。」という、
両親の意向を断わって、娘の初節句には
実家から私のお雛様を送ってもらって飾りました。

お雛様は大きくて、安いものではないだけに、
私のものを娘に受け継いでもらうのが、合理的だと思ったのです。

ところが母としては、女の子はお雛様を飾ることで、
雛人形が厄を肩代わりしてくれ、災いや病気から守られる、
という考え方もあるので、お雛様を母娘で共有することが
ちょっと気がかりだったようです。

次の年には私と娘はバンコクにいましたので
すっかりお雛様のことは忘れていましたが、6年後、
日本に帰国した年に母が作ったこのちりめんのお雛様が届きました。

DSC_0794 - コピーのコピー - コピー

そういうわけで、我が家では、この時期はリビングに私の7段飾りのお雛様と、
玄関に、娘のちりめんのお雛様をそれぞれ飾って、華やいでいます。

7段飾りのほうは出すにもしまうにも大変なので出したり出さなかったり、
なのですが、高さ12センチほどのちりめんのお雛様は
玄関の和ダンスにコンパクトに入っているのですぐに飾れます。

いつの日になるかわかりませんが、
娘がお嫁に行くときに、娘の無事を託して
母のお雛様を持たせようと思っています。



| 日々のこと | 08:00 | TOP↑

≫ EDIT

インテリアレッスン2 「スタイルを知る」

 インテリアには、様々な、「スタイル」と呼ばれるものがあります。
それぞれのスタイルの特徴を知ることも、自分の好きを知る近道になります。

代表的なところでは、直線的でモノトーンが主体のクールな印象をもつ「モダン」スタイル、
自然素材の家具や小物で明るくさわやかな印象の「ナチュラル」スタイルなどです。

また、国や地域のインテリアの特徴を指して、「イタリアン」「和風」「北欧風」「南仏風」
「カントリー調」「アジアン」などといった分けかたもあります。

  (ネットにはスタイルを解説をしているサイトもたくさんあるので、
   いろいろ調べてみてください。)

自分の好みのスタイルが、だいたいどのあたりにあるかを知ることも、
インテリア上手になるための第一歩です。
というのはインテリアでは、「自分は何が好きか」を見極めることが、
いちばん大切なことだからです。

洋服や靴など身につけるものと同じで、私たちは、自分の好きでないスタイルに包ま
れていると、どこか落ち着かない気分になるものです。

自分がほっとできる居心地のいい空間を作るために、
「自分は何が好きか」を知ること、「自分の好きを分析する」ことから始めてみてください。



図1


私は、学生のころから建築家のフランク・ロイド・ライトが好きで、
ライトが設計した家の写真のポストカードを、長いこと机の前に貼っていました。
目を閉じても鮮明に思い浮かぶほど見つめ続けた写真です。




≫ Read More

| インテリアレッスン | 18:58 | TOP↑

≫ EDIT

インテリアレッスン1 「何が好きかを見極める」が最初の一歩 

図2

このノートは、私が学生時代に作り始めて、
バンコクにも持って行った「私のインテリアノート」です。

インテリアには特別なセンスが必要だと思っている人や、
自分とは無縁なものだと考える人がいます。

「雑誌を見るとすてきだなと思うけど、わが家には無理」

こんな発言をする人の多くはどうやら、
「インテリアは難しいものだ」と思い込んでいるようです。

そういう人は、もしかすると自分自身、何が好きか
わかっていないのかもしれません。

インテリア上手になるためには、まずは自分の“好き”を知ることです。
そのためには「いいな」と思うものをたくさん集めて、見ることが役立ちます。

例えば、雑誌でもチラシでも、旅行パンフレットに載っていたホテルの室内写真でも、
たくさん見て、直感的に「いいな」と思う写真や
イラストを切り抜いて、上の写真のようにノートやファイルに貼ってみてください。
このノートが、自分の“好き”の「インテリア集」となります。

また、そのときどきで「いちばんいい」と感じるものは、
机の前など、頻繁に目がいく場所に貼って、一日に何度も見るようにすると、
次第に「インテリアの目」が養われていきます。

さらに、その写真を、言葉で描写してみると、
ぼんやりとしていた自分の「好み」が次第にはっきりとしてきます。

明るい、さわやか、シック、モダン、クール などの空間全体から受ける印象や、
物理的な視覚に訴える印象などを書きとめたり、口に出して言ったりしてみるのです。

このようなことをしているうちに、自分が「いいな」と感じるインテリアに、
ある共通性が見えてきます。この方法は、好みが曖昧な人や、
「なんとなく好きなものはあるけど、はっきりしない」という人にとくに有効です。

少なくとも半年続ければ、きっと好みのインテリアが見えてきます。

私自身、学生時代にこのファイルで、
「自分のインテリアスタイル集」づくりを始めましたが、
今見返してみると、その時々に好きだったインテリアに加えて、
嗜好の引き出しのなかに新しいものが、どんどん蓄積されてきたことがわかります。

                           
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

■ 「小さくても広く住める家」(成美堂出版 2月1日発売)にオープンテラスの家が紹介されました。
  4章の「上手な収納で狭さをカバー」のページも監修しています。

■ 「クロワッサン」(マガジンハウス 2月10日発売)
   “片づけられる人 片づけられない人”号に掲載されました。

■ (財)住宅金融普及協会 住まいのポータブルサイトの『百・花・争・鳴』
   「『居心地のいい住まい』の作り方~動線と収納をセットで考える」を寄稿しました。


  

≫ Read More

| インテリアレッスン | 18:58 | TOP↑

≫ EDIT

「見せる」と「隠す」は表裏一体

このブログでも書いてきましたが、
動線と収納を整えるとそれだけでずいぶん暮らしやすくなります。
無駄な動きがなくなることで、家事や身支度にかかる時間効率がよくなったうえ、
片付けなくても片付く“散らからない家”に近づくからです。

ブログリビング3 -
20坪の家

ここまでくれば、住まいに「自分らしさ」を出したり、
どこよりも「居心地のよい場所」にすることは思うより簡単です。
家のなかがすっきり整っているために、雑多なものに視線を奪われることがなく、
フォーカル・ポイントをより際立たせることができるからです。

つまり、片付いていれば、インテリア全体がまとまりやすくなります。
「見せると隠すは表裏一体」 すなわち、
インテリアは、収納と動線がそろって初めて成り立つ、というのが私の考え方です。

こんな考え方の住まいづくりの法則をいつも下のような図で表しています。

キャプチャ

大学や、文化セミナー、アトリエサラ主催のインテリア講座では、
インテリアのセオリーや、視覚のマジックについてお話しします。

そのあとで、コーディネートのコツやコーナーの作り方、
家具やカーテンなどの選び方といった、基本的なことを、
誰でも同じように学んでいただきますが、不思議なことに、
同じことを学んでも、それを実践するときの表現方法は千差万別です。

そしてそれぞれが思い思いに個性を発揮する、
そのことが、インテリアの最大の楽しみです。

私は、好みのスタイルや、基本的なことを理解したら、
最終的には自分自身の心地よいと思うインテリアを
自由に表現するのがよいと思っています。

動線と収納を整え、フォーカル・ポイントが用意されたら、
あとは自分が好きだと思える住まいを作っていくのが、
住まう人の喜びだと思うからです。

これから少しづつ、住まいの設計者という視点でとらえる
インテリアの基本とその考え方を、「インテリアレッスン」という
カテゴリーで書いてみようと思います。

読んでいただいた方にとって、自分自身でどんどん
インテリアが楽しめるようになる下地になればと思います。

ご質問をいただければこちらでもお応えしたいと思いますので
是非、右のメールフォームよりメールをください。お待ちしています。



| インテリアレッスン | 01:24 | TOP↑

| PAGE-SELECT |