素敵に暮らす 住まいの作り方

2010年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年09月

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「住まいとインテリア」のスクーリング講座 

先週の東京は残暑も猛暑。とっても暑かったです。

そんな中、日本女子大学で持っている通信課程
夏季スクーリング集中講義があり、月曜日から土曜日まで目白に通いました。

私は、ここで 
「住まいの中の インテリア」 を考える授業を担当しています。

1日3時間半の長い授業なので、盛りだくさん。
初日のスライドの枚数は160枚になります。

お話しする内容は大きく3つ

■ 住まいづくりの基本 動線と収納
■ インテリアの基本的な手法やテクニック
■ 自分でできるインテリアのレッスン方法


ところで、インテリアの授業で、なぜ最初に「動線と収納」の話をするかと言えば
私は、居心地のいい家をつくるための3つの要素を、こんなふうに考えているからです。

       キャプチャ
このブログでも書いてきましたが、
住まいは動線と収納をうまく整えるとずいぶん暮らしやすくなります。
無駄な動きが無くなって時間が短縮できる上に、片付けなくても片付く
‘散らからない家’になるからです。

そしてその動線と収納がうまく組み合わさってくぼみができたところに
インテリアが安定してのっている状態が、
「居心地のいい住まい」をつくる条件だと考えるからなのです。

10月に出る本「40代からの住まいリセット術」も、この話がもとになっています。

授業2日目からはいよいよ課題をだして、
実際の住まいを考えて形にしていきます。テーマは、ズバリ 

  「私にとって居心地のいい家」

実は ここで前出の3つの要素の前に考えてもらうことがあります。

     どんなふうに暮らしたいのか。
     どんなふうに生きていきたいのか。


これも1枚のコンセプトシートにしてもらうのですが
ここがなかなか難しくて・・・、やがて、楽しいのです。

考えはじめ、悩んで、図面を書き始めるころは
学生の顔が活き活きとし出すのがわかります。

今年もたくさんの「居心地のいい家」に出会いました。


【関連記事】

スクーリング講座「インテリア演習」の同窓会
  

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ペットと暮らすCさんのリフォームが完成 その2

・・・・前回の続きです。

Cさんのリフォームのテーマは
愛犬Mちゃんとの快適な生活  以外にもうひとつ。
アジアンリゾートのような、ホテルライクなインテリア   でした。

そこで今日は 「インテリアを効果的に見せる設計の話」 を。

_DSC0162 - コピー
   玄関


室内の床や天井、壁といった部分の素材・色を考えるとき、合わせて考えたいのが、
窓や窓枠、ドアやドア枠、巾木(はばき)、廻り縁(まわりぶち)など、
いわゆる 室内の付属建材の色や素材、かたちです。

巾木とは、床から数センチくらいの高さで、壁面下部に張り巡らされている保護建材です。
本来は木製で、壁と床のつなぎ目を隠したり、傷や汚れの防止のためにつけられるものです。

日本でも、洋室ならほとんどの住宅に巾木があるはずですが、
美容院やブティックなど、あえて巾木をつけない設計もあります。
コストダウンと、シャープな印象が出るという効果を考えてのことです。

一般の住宅の場合は、掃除機や家具などによる傷や汚れ防止のために、
巾木はあったほうがいいと思います。 

同様に廻り縁は、天井と壁のつなぎ目を閉じる役割を担います。
天井の高い欧米の住宅では、廻り縁自体にもさまざまなデザインがあり、
インテリア・スタイルを表現する要素になっています。

が、天井の高くない日本の住宅の場合こそ、インテリアの重要な要素だと思っています。

_DSC0058 - コピーのコピー - コピー
奥の和室だったところをキッチンに。手前のダイニングとつながるように  
とれないたれ壁を折り上げ天井で隠しています。                   


200DSC_1091 - コピーのコピー - コピー (2)
同じ場所の既存写真  茶色の廻り縁でした

  
Cさんのお宅の巾木は、できるだけ存在感を見せないために、
高さ3.6センチの木製既製品の白いものを使いました。
実は廻り縁も同じものを使っています。

    + + + +

インテリアを効果的に見せたい場合、(見せたいスタイルにもよりますが、)
室内はできる限り「なにも描かれていないキャンバス」のような印象を目指して
巾木や廻り縁を壁の色に合わせることはよくしています。

空間が“真っ白いキャンバス”なら、思い通りのインテリアにしやすいからです。
Cさんのお宅の印象はいかがでしょうか?

_DSC0199 - コピー
 リビングのシェルフ 間にエコカラットタイルを張っています
 
ところで、秋にNHK出版から 住まい作りの考え方やノウハウを書いた
  
  「40代からの住まいリセット術」  ~日常を極上に~
という本を出していただくことになり、夏休み返上、昨日までかかりっきりでした。
                ・・・・が、まだ書き終わっていません・・・。

「毎週書こう!」って、自分の中で決めていたブログの更新も遅れてしまい、
「海外旅行中ですか?」なんてメールをいただきました。(そんなわけです。)
 
が、このブログを、お読みいただいているんだと思い、嬉しくなりました。
  皆さま、ありがとうございます。

本については又、ここで紹介させてください♪


【関連記事】

・ペットと暮らすCさんのリフォーム
・リフォーム工事はワクワクします
・ペットと暮らすCさんのリフォームが完成
 








| インテリア | 12:00 | TOP↑

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ペットと暮らすCさんのリフォームが完成

最近、新築でもリフォームでも、ペットがいるお宅が増えています。

みなさん「大切な家族。」と言って愛情を注ぐ姿を見て、
「家族の一員」に配慮した住まいを考えることも
珍しくはなくなってきていることを、実感します。

_DSC0122.jpg

リフォームにあたってのCさんのリクエストは、
「滑りにくいバリアフリーの床に」でした。

お話しを伺ってわかったことですが、
塗膜塗装系のフローリングの滑りやすさは、
犬種や年齢によっては大変な負担になることがあるようです。
 
足腰や関節を痛めたり、滑って怪我をしたり、
長年の間には椎間板ヘルニアを煩う誘因になるということです。
段差もまた、大きいと体に負担がかかるそうです。

雨の日など、大型犬は特に、家のなかでも思い切り
遊ばせてあげたいけれど、体を痛めることがあっては困ります。

Cさんからは、手軽に掃除ができて犬にも優しいフローリング、
滑りにくいバリアフリーの床のリクエストがありました。
そこで今回の工事で使った床材は永大産業のパートナーワンです。

_DSC0062 - コピー ビフォアの写真はこちらです

既存の突き板のフローリングの上から
レベルを合わせて、全体的に直に貼ってバリアフリーにしました。

ところで、Cさんのリフォームのテーマは

1.愛犬Mちゃんとの快適な生活  以外にもうひとつ。
2.アジアンリゾートのような、ホテルライクなインテリア   です。

_DSC0093 - コピーのコピー

(他の写真も早めに整理して、ブログにアップしたいと思っています。
  ホームページにも・・・。最近溜まってしまっています・・・(ー_ー)!!)

私たちもとても楽しい仕事でした(Jちゃんお疲れ様!)

ところで工事を請け負ってくれたのは、浦安の女性建築家チームさん。
とてもセンスのいい職人さんを集めていて、質の高い工事をしてくれます。
Nさん、ありがとうございました♪

【関連記事】

・ペットと暮らすCさんのリフォーム
・リフォーム工事はワクワクします
今回のリフォームのCさんのブログです

| 住まい作り | 23:40 | TOP↑

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猛暑もなんのその

「できるだけエアコンは使いたくないんです。」
というお客様はたくさんいます。

建物全体をある程度の断熱仕様にして、室内の材料を選ぶことで、
夏も冬も、快適にすることは可能ですが、実はプランが大事です。


20071029_04 jpg


風通しのいい家では、家の真ん中に吹き抜けをつくり、天窓を設けました。
この天窓から家全体の暑い空気を効率よく逃がすために、
ダイニングのある東側と洗面所のある北側の、足元の低い位置に、通風口を設けています。

リビング006 - コピー   1階洗面DSCN6636のコピー

ここから入る地面に近い涼しい空気が、
室内の暑い空気を、上へ上へと押し上げて天窓から逃がしてくれます。

空気をかくはんして風をつくるので、天井ファンもかなり有効です。

室内の材料は壁に珪藻土を使っています。
珪藻土は、植物性プランクトンが永い間に堆積してできた土ですが、
中に無数の孔があいているので、調湿性や断熱性に優れています。
夏は、外から珪藻土の部屋に入ると空気がひんやりと感じるほどです。

この珪藻土の調湿・断熱作用は夏だけでなく、冬も威力を発揮します。
つまり冬は暖かく感じるというわけです。(冬のプランの話も、またしたいと思います。 ) 

珪藻土は、北側の部屋がカビる、というお宅にも
断熱材とセットで使ってみると効果がでます。
(カビには換気も大事なのですが、換気の話もまたいつか。)

さて、今週は猛暑が続いたので、ちょっと心配になって、
こちらの家のOさんにお尋ねをしてみたところ、こんな返事が。
 
こんにちは、猛暑続きですね^^;  
クーラーの件ですが母が自室で時々使用していますが、
リビングでは皆無です。
窓を全開にして天井ファン回して天窓開けて、なんとかなってます。
風が入ればかなり快適です。
よそ様にはエアコン無しで過ごしてるなんて、
自慢っぽくて、とても言えません !(^^)!


ということで、よかった~♪ と安心しています。
 

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